2006年の8月1日をもちまして、立志塾(豊川・豊橋)、共栄塾(岡崎)、未来義塾(蒲郡)の3校は、以下の内容で業務提携を結びました。
(1)暗記コンクールを合同で実施します。
学力向上のためには、暗記すべき用語を定期的にしっかりと暗記する機会が必ず必要になります。英語⇒ | 単語、熟語、教科書本文など |
国語⇒ | 漢字 |
社会⇒ | 歴史 @重要語句 A年代 など 地理 @日本と世界の自然 A各種グラフなど |
理科⇒ | 2分野の用語など |
これらを暗記コンクールとして3月、8月、12月に同一範囲で実施しています。塾の枠を超えてお互いが学力向上のために競い合うことになります。
(2)進路情報を共有化します。
進路に関するデータが提携校の間で共有されています。⇒豊川地区、豊橋地区、岡崎地区、蒲郡地区の高校の進路データの情報がより正確に把握できるようになります。
※それぞれの塾が作成した進路資料を共有化するものであって、個人名や個人の情報を伝えることは決してありません。
(3)教材作成、教務研修の共同実施。
授業中に使用するプリントや各種講習会の教材などをより良いものにするために協力して作成しています。また、教務内容に関する定期的な研修や情報交換も実施していきます。
現在、塾業界には新しい流れができつつあると我々は考えます。
各地域で本物の塾講師達があるべき私塾像を模索しながら、力強く指導を始めました。
かつて、どの地域にも安心してお子様をあずけられる「その地域の塾の先生」という存在があったはずです。
その地域を愛し、その地域を離れずに、その地域の子供達のために指導していたからこそ「信頼」という感情が生まれたはずです。
入試が5教科になり、5教科に対応できなくなった「その地域の塾の先生」は次第に姿を消していきました。
今、新たにしっかりと5教科に対応できる「地域に根付いた私塾」が各地で誕生しています。
我々は「自分達が愛する地域を大切にしたい」という価値観を共有しています。
各地域の方々にはっきりと「顔の見える塾」であり続けたいと考えます。
本当の意味での「プロの講師」であり続けたいと考えています。
よく、「この塾はプロの講師のみの塾です。」というフレーズを耳にします。では「プロの講師」とは一体どんな講師を指すのでしょう?
我々はこう考えます。
塾講師を生業とし、この職を通じて自己の成長を求める覚悟ある塾講師。
2〜3年で退社していく半ばアルバイト的にこの職に関わっている講師たちを「プロの講師」だとは考えません。その地域を愛し、その地域の教育事情を熟知した上で子供達の健全な成長に寄与する覚悟のある講師。
短期的な担当者としてその地域を任され、数年で担当者が変わるような講師は、その地域の方々にとっての「プロの講師」とは呼べないはずです。我々は、各地に根付いた“進学塾の共同体”として同じ志の下、各地で本物の塾講師であり続けることをここに誓います。
業務提携 発起人
立志塾代表 塚越 敬紹
立志塾代表 塚越 敬紹